【過去記事の再掲】布ナプキンに切りかえる。


ふだんわたしが生活のなかに取り入れている、クラニオと並行しておこなうと相乗効果大!のオススメ健康モノをご紹介しています。

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生理用ナプキンのおはなしですが、女性だけでなく、ぜひ男性のかたもえんりょなくお読みくださいね。
(まったくはずかしいお話ではありませんし、パートナーの健康に関すること、さらには将来パートナーとお子さんをさずかりたいとおもうなら、とても大事な話だとわたしはおもいます。
もしもパートナーの女性がひどい生理痛に苦しんでいる様子をみたら、ぜひ教えてあげてください。といいますか、男性も「経皮吸収」で健康を損ねている可能性おおいにありますよ。)


女性が生理のときに使う生理用ナプキン。
わたしはこの生理用ナプキンを2年前から少しずつ紙から布へ切り替え、いまでは完全に布ナプキンだけの使用になっています。

なぜ紙をやめたのか。
それは生理用ナプキンの「紙」は紙ではなく石油から作られる化学物質でできているからです。
この有害化学物質の成分が女性の膣から体の中に入り、健康上よくない影響をおよぼすと言われています。

「経皮吸収」や「経皮毒」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。
人間の皮膚は呼吸をしており、この皮膚呼吸の際にいっしょに有害化学物質を体内に取りこんでしまいます。
しかも口から摂取した場合にくらべ、体外への排出がむずかしく、10日経過しても10パーセントも排出できないといわれています。
そして外に出せない有害物質は皮下組織に蓄積されてしまいます。

この経皮吸収の倍率を体の部位ごとにみてみると、腕の内側を1とした場合、
性器・・・42倍
背中・・・17倍
ほほ・・・13倍
あご・・・13倍
額・・・・6倍
脇のした・・・3.6倍
頭皮・・・3.5倍
手のひら・・・0.83倍
かかと・・・0.14倍
となります。

性器はなんと42倍です。
しかも女性の膣口からダイレクトに子宮へ入り、蓄積されてしまいます。

近年、生理痛がひどく、日常生活さえままならない女性や、子宮筋腫、子宮内膜症をはじめとする婦人科系疾患に罹患する女性、そして流産や不妊の悩みを抱える女性(男性のほうに不妊の原因があることも多々ありますから、女性だけが原因とは限りません。男性のほうに原因があることに気づかず女性ばかりが苦しいおもいをしているケースもあります。)が増えている原因のひとつが、この紙ナプキンによる化学物質の経皮吸収なのではないかと言われているのです。

じっさい、紙から布に変えたひとたちはみなさん、「生理痛が一気に軽くなった」「生理痛がなくなった」「生理期間が短くな離、スパッと3日間ぐらいで終わるようになった」「生理がだらだら続くことがなくなった」「レバー状の血の塊が出なくなった」「妊娠できた」「おりものがなくなった」「生理の匂いが気にならなくなった」「肌がかぶれなくなった」などとおっしゃいます。
布に変えたわたしの友人のだれもが、「布に変えてよかった」「布に変えて悪かったことはひとつもない」と言いました。

そしてわたしじしん、布ナプキンに変えてすぐに、生理痛や排卵痛が軽くなり(生理のときは鎮痛剤を飲んでいましたが、いまは不要になりました。また排卵時の頭痛もなくなりました)、さらに不快なおりものがぴたりと出なくなり、肌かぶれもなくなりました。感激すると同時に石油製品のこわさをあらためて思い知りました。

わたしのまわりにも、なんらかの婦人科系疾患を抱えているひとがおおく(むしろなにもないひとのほうが少ない状況です)、ほんとうに深刻だなあとおもいます。


そもそも、ほんの少しまえまで、生理痛や子宮内膜症、子宮筋腫などの疾患(子宮ガンも)は存在しなかったといわれています。

これは布ナプキンを紹介している雑誌マーマーマガジンの編集長、服部みれいさんの本にも書かれていたことですが、いまは、産まれてすぐに紙おむつをつけられ、まもなく生理がはじまると生理用紙ナプキン、そして閉経すると尿もれ用のナプキンやおむつと、ほぼ生涯にわたり、股に石油製品をあてがう人生になってしまっています。
わたしたちのおばあちゃんの時代は、生理のときにはサラシを使い、かつ膣コントロール(月経血コントロール/膣を閉めて出さないようにして)をして、トイレに行って出していたのだそう。
この膣コントロールは、わたしたちも訓練すればできるとのこと。
たしかにそうなのかもしれません。

現代のわたしたちは紙ナプキンに頼りきりの生活で、骨盤底筋も弱り、よって尿もれ年齢も若年齢化しつつあるといわれています。
あてがいっぱなしの人生、わたしはごめんだなあ、とおもいました。
もちろん、そのようなことで健康を害するのも、ごめんこうむりたいです。


布ナプキン、ほんとうに快適です。
わたしも最初は、洗濯などとてもめんどうなのではとおもっていましたが、洗濯はセスキ炭酸ソーダ水につけておけばキレイになりますし、外で交換した布ナプキンはジッパーつきの袋に入れて持ち帰ればいい。
布ナプキンにすると経血の量も減り、匂いも弱まるので、交換した布ナプキンを持ち歩くのも、けっして大変ではありません。
そしてなにより布ナプキンをつかうことで、じぶんのからだの状態により目を向けるようになり、じぶんのからだをじぶんで愛おしむ感じがすごくいいです。
はっきり言って、生理がたのしくなります。


いま体調がかんばしくないかた、とくに婦人科系疾患に罹患されているかたは、すぐにでも布に切り替えてみていただきたいです。
紙ナプキンだけが原因ではありませんが(シャンプー、リンス、洗濯洗剤、柔軟剤、ファブリーズなどの消臭スプレー、化学繊維の下着や洋服から経皮吸収される化学物質もかなり有害なようです)、まずは生理用ナプキンを変えるだけでも症状がかなりラクになるとおもいます。

使い方をはじめ、くわしいことはいまやインターネットにもたくさん情報がでていますし、また布ナプキンもネット通販や自然食品をあつかうお店などで気軽に買うことができます(コットンも農薬散布がすごいので、オーガニックコットンをおすすめします)。
羽付きで吸収体が一体型の横もれしにくい布ナプもありますし、石油素材(高分子吸収してポリマーの類い)を使わずに作られた紙ナプキンだってあります!
ぜひご自身でも、いろいろお調べになってみてください。

ちなみにわたしはいま、友人にプレゼントしてもらった才田春光さんの「スナフ(素直布)」をナプキンとして使用しています。


わたしたちと同世代の大人の女性だけでなく、その子供たちである小中学生や高校生の女の子たちにも、ぜひ布ナプキンのことを知って使ってもらいたいです。
女の子のお子さんをお持ちのお母さんから、伝えてほしいとおもいます。
お子さんの将来の健康や妊娠出産のためにも。


◎先日、実験的に紙ナプキンを使用してみたところ、まんまとひどい生理痛におそわれました。
自宅に戻ってすぐに布ナプキンに変えたら、生理痛はぴたりとおさまりました。
これをきっかけに、「なにかのときにつかうかもしれないから」ととっておいた大量の紙ナプキンと汚物入れをすべて処分しました。


【過去記事の再掲】布ナプキンに切りかえる。_d0315734_18562254.jpg

いままでお世話になりました。ありがとね!






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by tabicranio | 2023-09-05 00:00 | ・そのほかの健康や医療の情報・本の紹介

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