夏のドライヤーを嫌がらないで!!
2017年 07月 29日
まずは結論から先に 。
夏でも、洗った髪は乾かしてから寝ること。
なぜなら、頭の冷えは生殖器の冷えにつながるからです。特にロングヘアのかたは夏のドライヤーを暑さから避けがちのようです。くれぐれもお気をつけくださいね。
▽▽
毎日こう暑いと、ドライヤーを使いたくないあまりに、夜、お風呂で洗った髪をきちんと乾かさずに眠ってしまうかたも多いのでしょうか。 昨日お越しいただいた、不定愁訴にお悩みのかたも、まさにそうでした。
主訴は、頭痛(ひどいと吐き気、嘔吐もあり)・便秘・首〜肩の痛み・倦怠感・立ちくらみなどの不調。
病院で検査も受けられたそうですが、異常はなく、原因ははっきりとはわかりませんでした。
ですが、低血圧であることも含め、冷えからくる自律神経の乱れではないか、というのがお医者さまのお診立て。私もお話を聞いて同じように感じ、冷えが根本原因かなあと思ったため、そのようにお話をいたしました。
冷えの要因はたくさんあり、クラニオ前のヒアリングでも大方判明はしていて、いろいろと生活上のアドバイスをさせていただいたのですが、クラニオをしながらさらに重要なことに気づきました。
それは頭骨のお手当てをしていたときだったのですが、髪をしっかりドライヤーで乾かしていない、ということでした。クラニオ後にお伺いすると、やはりドライヤーで乾かしていないとのこと。
ショートヘアの方は乾きやすいので、まだ大目に見てもいいのですが(それでも、やっぱりドライヤーでしっかり乾かしてほしいです!)、特にロングヘアの方の自然乾燥は確実に頭皮を冷やしてしまいます。そして頭皮の冷えは子宮の冷えにつながっていきます(頭蓋と骨盤は密接につながり関係しあっています)。
子宮の冷えは当然のことながら、重い生理痛やPMS、子宮筋腫や子宮内膜症、不妊をはじめとする婦人科系疾患や、そのほかの不調・疾患にもつながっていきます。そんな習慣が長い年月にわたって続けば、更年期の体調不良にも影響するかもしれません。
昔は、「生理中や産後3ヶ月間は、女性は髪を洗ってはいけない」と言われていたそうです。昔の人は、頭皮の冷えが女性の体の重要な機能を低下させ、不調につながっていくということをわかっていたからなのですよね。(昔はドライヤーという利器はありませんでしたから、なおさら注意していたのかも。)
将来、出産を考えているかたはもちろんですが、そうでないかたも、長い目でご自身の健康を考えて、どうかお気をつけください。 クーラーの効いてる部屋や、扇風機にあたりながらでもいいですから、ドライヤーでしっかり頭皮と髪を乾かしてから寝てくださいね。眠りの質も変わりますし、不調も改善していきますよ。
頭痛持ちのかたで、髪を乾かすのを面倒がってしまうかたも、ぜひドライヤーで乾かす習慣をつけてみてください。きっと頭痛が減ります。
ちなみに薄毛でお悩みの方も、ドライヤーでしっかり乾かしてくださいね。(合成化学物質たっぷりの市販のシャンプーの使用をやめることも重要ですが。)
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次回の関東クラニオ出張は、9月15日(金)〜19日(火)にまいります。場所は東京・表参道(渋谷)、東京・祐天寺、東京・豊洲、神奈川・横浜(白楽)、埼玉・坂戸の5箇所にて。熊本の美味しいお土産付きです。はじめましての方も、どうぞ遠慮なくお越しくださいませ。詳細・ご予約はこちらです。
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by tabicranio
| 2017-07-29 00:00
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