内臓を冷やしがちな夏。白湯飲み習慣、始めませんか?【再掲】 ホントの白湯のつくり方。〜『朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法』
2022年 08月 11日
【過去記事の再掲です。2022.8.11】
2018年8月11日、新月。
何かを始めるのには、もってこいの日ですね。
体と心のための新習慣として、毎日の白湯飲みをスタートしてみませんか。
やかんとガス台があれば、あなたもいますぐはじめられます。
暑さに負けてしまったのか、なんだかだるいなあという方などは、ぜひ白湯をお試しください。(「湯舟に浸かる」も合わせて、ぜひ!)
夏は冷たい食べ物や飲み物をとる機会が多く、胃腸は冷え、消化力が著しく低下しています。
朝晩の白湯飲みをするだけでも、まったく違いますよ。
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わたしはいつも、クラニオの前に白湯をお出ししているのですが、今日はその白湯について書かれた本をご紹介します。 『朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法』医学博士 蓮村誠・著(日本文芸社)
"白湯についてのホントのところ!” が、とってもわかりやすく書かれており、おすすめです。
ちなみに、わたしのクラニオブログでビュー数の1位、2位を争うのが、半身浴と白湯の記事です。クラニオの説明ページよりも、ずっとずっとたくさん読まれています(なぜ?笑)。 白湯、飲んでます!という方も、昔に比べたら、かなり増えつつある昨今。とはいえ作り方をお伺いすると、やはりまだまだ、お湯が沸騰したらすぐに火を止める、という方が多いようです。
私がおすすめしたいのは、この本にも書かれている、アーユルヴェーダ式で作られた白湯です。
なにが違うかというと、アーユルヴェーダ式の白湯はだんぜんまろやかで甘く、美味しい。そして効き目も、はるかにちがいます。
それは口に含んだ瞬間~食道〜胃へと流れていくときに、はっきりとわかります。
白湯が体内のあらゆる管や臓器を掃除してくれていること。臓器が温められ活性化していること。細胞のひとつひとつがエネルギーに満ち、喜んでいること。さらには心までクリアになって、気持ちが満たされていることなどが、きっと感じられるはずです。
そして、沸騰してすぐに火を止めた白湯は白湯ではなかったと、思わされることになります。
また、その美味しさから、お茶よりなにより白湯を欲するようになり、それまで飲み物といったらお茶だった人も、「お茶じゃなくて白湯でいいです、否、白湯が(が、を強調)いいです!」という風になるでしょう。
さてさて、そんなウルトラスーパーミラクルな白湯の作り方は、こちらです。
1.純粋な水をやかんや鍋に入れて火にかけ、換気扇を回す。電気でなく、ガスの火で沸かします。(水に火と風の質を入れて、エネルギーバランスの優れた白湯にするため。)
2.沸騰したらフタをとり、火を少し弱め、そのまま10~15分沸かします。やかんや鍋の底からフツフツと気泡が上がっている状態をキープできるくらいの火加減にて。
3.完成。フーフーして冷ましながら、でもしっかりと熱さがある、そんな湯温ですするようにして飲みます。ぐびぐび飲めてしまう温度はぬるい=効果がないと思ってください。
※純粋な水とは、ミネラルウォーター、もしくは浄水器に通した水。なければ水道水も可。
※冷めれば冷めるほど、白湯の効果はなくなります。冷めたものは捨て、新しく作り直してください。冷めたものを沸かしなおすのもNGです。
※熱い白湯を水で割るのも効果がなくなります。
※まとめて作って魔法瓶にいれておくと、いちいち沸かさなくて済むのでラクです。ただし、朝作ったものは夕方には冷めてしまうので、新しく作り直します。(私は朝と夕方、1日2回、白湯を作っています。)
※朝起きたら1杯、食事時に各1杯、夜寝る前に1杯で、一日に5~6杯飲むのがベスト。
※何かしながら飲もうとすると、必ず冷めて飲めない白湯になります。たとえば朝、洗濯しながらや朝食を作りながらなど、家事をしながら飲もうとすると、ほぼ100%飲むのを忘れてしまいます。朝、ほんの少しだけ早起きして、椅子に座り、心を落ち着けた状態で白湯を飲むようにしてみてください。
※最近はIH(電気)のご家庭も多いですよね。またガスのご家庭でも、お湯を沸かすのはティファールなどの電気の瞬間湯沸かしポットを使用しており、家にやかんがないというご家庭もあるみたいですね。(うちの実家はガスですが、ティファールポット使用のため、やかんがないと言われ、心底びっくりました。)
電磁波の問題もありますし、アーユルヴェーダ的な考え(火のエネルギーが必要)からも、湯を沸かすのはガスの火がベストですが、飲まないよりは飲んだほうがいいので、IHで沸かしたものでも、15分沸騰できなくても構いません。ぜひしっかりと熱さのある白湯を飲んでみてください。
作り方と注意事項は、ざっとこんな感じです。
ちなみに、便秘でお悩みの方は、すぐにでも始めてみてください。ほうっておくと1週間出ないという方が過去に3人いらっしゃいましたが、帰宅後すぐに実践なさり、出ました!とのご連絡をいただきました。
なお、この本に書かれている、効果が期待できる不調を列記してみます。この本には、下記すべての説明がなされています。
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冷え、風邪予防、疲労、胃もたれ、貧血、膀胱炎、喘息、日中の眠気、口内炎、口臭、加齢臭(体臭)、物忘れ、二日酔い、痛風、アレルギー性鼻炎、性欲がない・ED、視力回復、肩・首こり、頭痛、腰痛、血糖値が高い、血圧の悩み、動脈硬化、やる気・気力が出ない、イライラ、睡眠障害、摂食障害、不安を感じる、禁煙、モテない、月経痛・月経不順、PMS、不妊症、更年期の不調、便秘、美肌と美髪、ダイエット、脱毛症、むくみ
結局、健康って、体(や心)にどれだけ毒素や老廃物を溜めずにいられるか、だとおもうのです。流れを滞らせない。そのためには、冷えを防ぎ、体を温め、排出をスムーズに行えるような手助けが必要。だからこそ、半身浴や白湯飲みをおすすめしています。
本来の調子を取り戻すために、健康維持・病気を未然に防ぐために、ぜひぜひ白湯飲みを生活に取り入れてみてください。
半身浴と白湯飲みを続けると、身も心もオージャス(生命エネルギー=生命力)満タンになりますよ。
白湯のおすすめばかりしておりますが、もちろんクラニオも便秘に効きます。
便秘解消はクラニオで一番わかりやすい効果のうちのひとつです。
つい最近も便秘でお悩みの方から、クラニオ後は3日連続で出ています、とのうれしいお知らせをいただきました。
クラニオで体にアクセルを入れ、食事時によく噛むことや、ストレッチで内臓を動かす習慣も付けつつ、そこに毎日の白湯飲みで体内のお掃除&内臓機能アップ&心の安定(心の焦りや不安を解消)が強化されたら、根本解決に向かうと思います。
最後に、あともうひとつ。学校や会社でも、出たい!と思った時に行ける状況なら、すぐにトイレに行く!というのも便秘にならないコツですよね。私は会社勤めをしていた時には、たとえガスだけになろうとも、出せそう!と思ったタイミングで、すかさずトイレに行っていました。
授業中や会議中は無理でも、自分だけの作業時間ならば、中断したくないという気持ちはとにかく追いやって、すぐにトイレに行くことです。ノッテると中断したくない気持ちも、よーくわかるんですけども。
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カラダ、がちがち。
アタマ、ぐるぐる。
ココロ、もやもや。
そんなときに
東京(自由が丘/尾山台・表参道・東麻布)・熊本にて
クラニオセイクラルセラピーを行っています。
《旅する、クラニオ。》
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