「人間関係の目的は、自分自身のどの部分を「明らかに」したいかを決定することであって、相手のどんな部分を把握し、つかまえておきたいかを決めることではない。」〜『神との対話』より②

ところで、あなたがたずねたのはロマンティックな人間関係のことなのだろう。そこで、愛情関係についてとくに、詳しくとりあげることにしよう。あなたがいつも苦労していることだな!

愛情関係が失敗するとき(真の意味では、失敗した関係というものはありえない。ただ、人間的にみて、望んだとおりにならないという意味での失敗があるだけだ)、その原因はそもそも間違った理由で関係を結んだことにある。

(もちろん、「間違った」というのも相対的な言葉で、「正しい」という言葉に対比されるだけだ。正しいというのがどんな意味かはともかくとして! だから、「人間関係が失敗し、変化してしまうのは、最初にその関係を結んだ理由では関係を続けられなくなった時である」と言ったほうが正確だろう)

ほとんどのひとは、相手との関係で何を与えられるだろうかと考えるのではなく、何が得られるだろうかと考えて、関係を結ぶ。

人間関係の目的は、自分自身のどの部分を「明らかに」したいかを決定することであって、相手のどんな部分を把握し、つかまえておきたいかを決めることではない。

人間関係の目的はひとつしかないーそれは、人生のすべてに言えることだ。目的はほんとうの自分は何者であるかを決め、ほんとうの自分になること、それである。

特別な誰かに出会うまでは、自分は「何者でもない」と思うのは、とても夢があるが、真実ではない。それどころか、そう考えると、相手にほんとうの自分とは違うあらゆることを強いるという、信じがたい圧力をかけてしまう。

「あなたを失望させたくない」ばかりに、相手はほんとうの自分らしくない努力をし、自分らしくない行動をしようとして、やがてはそれに耐えられなくなる。相手はあなたの期待を満たせなくなる。割り当てられた役割を演じられなくなる、そこで、恨みが生じる、怒りが湧き起こる。

相手はやがて、自分自身を救うために(そして関係を救うために)、真の自分をとり戻そうとし、ほんとうの自分らしくふるまうようになる。そうなると、あなたは相手が、「すっかり変わってしまった」と言う。

人生に特別な相手が現れて自分が満たされたと感じる、というのは非常にロマンティックだ。だが、人間関係の目的は、相手に満たしてもらうことではなく、「完全な自分」ーつまりほんとうの自分という存在を丸ごとー分かち合う相手をもつことだ。

ここに、すべての人間関係のパラドックスがある。ほんとうの自分を充分に経験するためなら、特別の相手を必要としない‥‥‥ところが、他者がいなければあなたは何者でもない。これが人間の経験の謎であり、驚異でもあり、いらだちのたねでもあり、喜びでもある。このパラドックスのなかで意味のある生き方をするためには、深い理解と大きな意志が必要だ。これができる人間は非常に少ない。
あなたがたのほとんどは、人間関係を結びはじめる年ごろには期待と、あふれる性的エネルギーと、大きく開かれた心と、性急ではあるにしても喜びに満ちた魂をもっている。

それが四〇歳から六◯歳になるころ(多くはこれよりも早く)、壮大な夢を諦め、高い希望を棚上げし、ごく低い予想に甘んじるか、全く期待しなくなる。

問題は非常にシンプルで、しかも悲劇的な誤解にある。あなたの壮大な夢、気高い思い、そして優しい希望は、愛する自分ではなく愛する他者に関わるものだという誤解だ。人間関係の試練は、相手があなたの思いにどこまで応えてくれるか、自分が相手の思いにどこまで応えられるかにある、と思いこむ誤解だ。しかし、真の試練とは、あなたがあなた自身への思いにどこまで応えられるか、ということなのだ。

人間関係が神聖なのは、最も気高い自分を捉えて実現する経験ができる、つまり自分を創造する最大の機会ーそれどころか、唯一の機会ーを与えてくれるからだ。逆に、相手の最も気高い部分をとらえて経験する、つまり他者との経験のための最大の機会だと考えると、失敗する。

人間関係では、それぞれが自分のことを考えるべきだ。自分は何者か、何をするか、何をもっているか。自分は何を欲し、要求し、与えているか。自分は何を求め、創造し、経験しているか。そう考えれば、すべての人間関係は素晴らしいものとなり、その目的にーそして関係を結んでいる人間にとってもー大いに役立つだろう。

人間関係では、それぞれが他者について心をわずらわせるのではなく、ただただ自分について心をくだくべきだ。。

これは奇妙な教えに聞こえるかもしれない。あなたがたは、最も気高い人間関係では相手のことだけを考えるものだと聞かされてきたからだ。ところが、ほんとうはあなたがたが相手にばかり気持ちを向けることー相手にとらわれることーが、失敗の原因である。

相手は何者か? 相手は何をもっているか? 相手は何を言っているか? 何を欲しているか? 何を要求しているか? 何を考えているか? 期待しているか? 計画しているか?

<マスター>は、相手が何者で、何をし、何を言い、何を欲し、何を要求しているかはどうでもいいことを知っている。相手が何を考え、期待し、計画しているかはどうでもいい。大事なのは、その関係のなかであなたが何者であるかだけである。最も愛情深い人間とは、最も自己中心的な人間だ。



それはまた、ずいぶん過激な教えですが‥‥‥。


よくよく考えれば、過激ではない。自分を愛していなければ、相手を愛することはできない。多くのひとたちは、相手への愛情を通じて自分への愛情を求めるという過ちを犯している。もちろん自分がそうしていると気づいてはいない。意識的ないとなみではない。精神の中で、精神の深いところで起こっているだけだ。潜在意識で起こっていることだ。ひとは考えるー「正しく相手を愛することさえできれば、相手はわたしを愛してくれるだろう。そうしたら、わたしは愛される人間になり、自分を愛することができる」と。

これを裏返せば、愛してくれる他者がいないから自分を憎んでいるひとが多い、ということだ。これは病ーほんとうの「愛の病」だ。この病にかかると、じつは愛されているのに、それはどうでもよくなる。どんなにおおぜいのひとが愛を告白してくれても、満たされない。

第一に、彼らは相手を信じない。自分をあやつろうとしているのだ、何かをねらっているのだと考える(ほんとうの自分を愛してくれるはずがあるだろうか? そんなはずはない。きっと間違いを犯しているのだ。何かを期待しているのだろう! いったい何が欲しいのだ? そう考える)。

彼らは、ほんとうに自分を愛しているのだろうかと、くよくよ考える。そして、相手を信じられないので、愛情を証明しろと迫りはじめる。相手は愛していることを証明しなければならなくなる。そのために、相手はほんとうの自分とは違うふるまいをしなければならなくなるかもしれない。

第二に、ようやく愛されていると信じたとしても、たちまち、いつまで愛してくれるだろうかと心配しはじめる。そこで、愛情をつなぎとめておくために、ほんとうの自分とは違うふるまいを始める。

こうして、人間関係のなかで二人とも自分を見失ってしまう。自分自身を発見することを期待して人間関係を結んだのに、かえって自分を失ってしまう。

人間関係のなかで自分を失うことー人間関係が苦いものになる理由の大半がここにある。

パートナーになった二人は、一たす一は二より大きくなると期待したのに、二より小さくなってしまったことに気づく。ひとりでいたときよりも、自分が小さくなったと感じる。

能力も小さくなれば、わくわくするような興奮も減り、魅力的でなくなり、喜びも満足も減ったと思う。

それは、彼らが小さくなったからだ。人間関係を築くためーそして維持するためーに、自分の大半を捨ててしまったからである。

ほんとうの人間関係は、決してそんなものではない。だが、あなたが考えるよりもずっと多くのひとたちが、そういう人間関係を経験している。







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私的、心の健康本、『神との対話』からの抜粋。

もうちょっと、続きます。




(Jl.sugriwa Ubud Bali,Indonesia 2011)



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