冷えとりソックスについて、最近思うこと。〜最下層を絹&綿ではなくウールにしてみたら〜

今日から9月です。
猛暑中の猛暑に見舞われた今年の夏も、だんだんと終わりへ近づいていきますね。

冷えとり健康法を始めて、もう10年以上経つのでしょうか。
もはや、はっきりとした年数もわからなくなってきましたが、冷えとりソックスの4枚ばきも、飽きもせずに続けています。
単純に足元や下半身があったかいほうが心地いいし、なんといっても体の調子がよく、そして毎日機嫌よくいられるから。
天然繊維の効果か、足裏の皮膚がツルツルになるのも隠れたメリットですよね。

以前は一年中履いていた靴下ですが、3年前からは夏場日中のソックス重ねばき&レギンスをやめています。
歴も長くなり、十分な排毒はできていると自分で判断したためです。
まあ、とても履いていられる天候でない、ということもありましたが。

とはいえ、クーラーの中にいるとき、特にクラニオセッションをしているときは、<頭寒足熱><上虚下実>の状態を作りたいため、靴下を履いていることが多かったです。
(眠る時もソックスを2枚ほど重ねていましたね。今年の夏は特に就寝2時間後まではクーラーをつけていたので、どうしても裸足だと足先・足首のあたりがスースーするのが気になったのです。)

これからまた、日に日に涼しくなっていくので、それに合わせてレギンスを履いたり、靴下の枚数を増やしていくことになるのかなと思っています。


さてさて、ここからが今日の本題です。

足先が冷えやすいなら温めたほうがいいということや、そもそも人間の身体は<頭寒足熱><上虚下実>の状態にあることが健康維持の大きな肝であるという考えに変わりはないのですが、以前よりセラピストの先輩がたから、冷えとりソックスの重ねばきは「絹や綿で吸った汗により、逆に足先を冷やしてしまっているのでは?ウールの方がいいと思うよ」というお声をいただいていました。

1枚目と2枚目に絹と綿を持ってくるのは、絹によって排毒を促し(汗と一緒に体内の毒素を絹が吸い上げる)、綿にその汗を吸収させるためです。
冷えとり健康法の本にも靴下は汗で湿ってしまったら取り替える、と書かれていますし、私も1枚目と2枚目は毎日取り替えるようにしていました。
始めてからある程度年数が経ってきた頃から、汗の量も少なくなってはいたのですが、やっぱり湿ることで冷えている、そんな気がしないこともないんですよね。

長年自分が気に入って続けているものを否定されたくない気持ちもあって(それを執着という。笑)、なかなかすぐに1枚目&2枚目にウールを履く気持ちになれなかったのですが、今年の春先、それまで履いていた絹&綿のソックスすべてを履き倒したタイミングで、実際に試してみることにしました。

そうしたら!!
ウール、とってもいいんですよ。
通気性があるので、湿って冷たくなるようなことがなく、とってもあったかいのです。
冬山に登る登山者が一番下に着るのはウールで、それは通気性と保温性を兼ね備えているからなんですよね。
実際にやってみて納得しました。

そんなわけで、冷えとりソックスを長年続けているけれど、どうも足先の冷えが抜けない、何枚履いても冷えを感じてしまい枚数が5枚以上になってしまっているというかたは、ぜひ最下層にもウールを持ってきてみてください。
またその際に、重ねる枚数は4枚までにしてください。
いや、もしかしたらウールにしたらそこまでの枚数も不要かもしれません。

なぜ重ねすぎないでほしいかというと、足底筋が使えなくなってしまうからです。
足底筋が使えていないと、下半身のむくみや冷え、代謝の悪さ=太りやすい体質につながりますし、姿勢やインナーマッスルにも深く関係していきます。
自分の体で熱を作り出すためには、筋肉を十分に使う必要があります。
それをしないでいると、いつまで経っても冷えは改善できない、ということなんですよね。
冷えを取るために、また頭寒足熱を保つために、もちろん下半身は温めてほしいのですが、筋肉を動かして自分で発熱できる状態を作っていくこともとても大切です。
健康のために食や睡眠も大切ですが、やはり適度な運動も習慣にしていただきたいと思います。


そんなわけで、ウールのソックス、とってもおすすめです。


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上の靴下は、マーマーなブックス&ソックスで販売している、ウールの5本指ソックスと先丸ソックスです。
これ、とっても気持ちいいですよ。
5本指にありがちな締め付けもなく、ゆるゆるです。

母にもプレゼントしたら、あったかくて気持ちいいと気に入ってくれたみたいです。





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by tabicranio | 2018-09-01 00:01 | ・冷えとり健康法

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